2016年12月4日日曜日

古い法令基準は役に立つのか?

皆さん、短答式お疲れ様でした。2~3日は色んなことが頭をかすめてあらゆることに手がつかなくなるはずです。ですが、1週間もすれば、落ち着いて論文式試験の勉強を始めることと思います。

さて、ここで公認会計士試験の勉強に不可欠なのが法令基準集です。公認会計士試験(短答式)は法令基準集なんか読まないで突破できますが、公認会計士試験(論文式)は法令基準集が配布されるため、論文式試験の勉強のためには法令基準集が必須です。法令基準集が手元にあることのメリットは大きいです。
  • 暗記すべき所と、本番で調べれば済むところを区別できる様になる
  • 本番でより短時間で法令基準集の目的のページにたどり着ける様にする
  • 持ち込んで答練や模試を受ける際に必要
ですが、短答式試験が終わって法令基準集を手に入れようとした皆さんは慌てるはずです。
「売り切れてるじゃん!」
そうです。12月のこの時期法令基準集は売り切れています。2~3月になれば新しい法令基準集が販売になりますが、それまでの間に答練もあるし、法令基準集をどこかで手に入れなければなりません。
先輩からもらえる人はそれで構いませんが、先輩からもらえない人はネットやメルカリで検索して結構古い法令基準集を見つけることでしょう。あれは役に立つのでしょうか?

この古い法令基準集ですが、十分に役に立ちます。確かに最新の法令基準集ではないので、現行法と微妙に違う所もありますが、そういう所は見ればすぐに分かります。基本的な部分は同じなので、論文式試験の勉強をする上でディスアドバンテージにはならないでしょう。
古いとボロボロになってもいいや、と思えるため、電車の中でも気にせず読めるので、むしろ古い方がいいかも知れません。
実際、私が使っていた租税法の法令基準集は15年位前のもので税率も今とは違っていましたが、全く不都合しませんでした。そして、最終的に租税法は129位を取っています。
なので、法令基準集が手に入らなくて焦っている皆さん、古くても何でもいいので、法令基準集を手に入れましょう。

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